マルス(信州蒸留所/津貫蒸留所)

マルスウイスキーの誕生

南九州の名門、本坊酒造を母体とするマルスウイスキー。かの竹鶴政孝を英国に送り、竹鶴ノートを受け取ったとされる岩井喜一郎氏によるポットスチルの設計から始まりました。

 

山梨、鹿児島、長野と蒸留所の移転や改廃を続けた本坊酒造。かの鉄の女サッチャー首相が日本政府にスコッチの輸入関税の是正を求めた80年代。ついに1989年級別制度が廃止され、高値の花であった舶来ウイスキーは一気に安くなり、国産ウイスキーは増税となりました。その煽りを食い、信州マルス蒸留所は操業休止に追い込まれました。

それから19年の年月を重ね、社長の本坊和人氏は2011年に19年ぶりに信州蒸留所を復活させました。

 

◎本坊和人社長談話 「社長名鑑」https://shachomeikan.jp/article/137

 

さらに2016年には、鹿児島県南さつま市にある本坊家ゆかりの地「津貫(つぬき)」にて新たな蒸留所を作り、同年11月には蒸留を始めました。このマルスウイスキー復活のシナリオの立役者こそ、竹平光輝(たけひらこうき)氏です。

マルス(信州蒸留所/津貫蒸留所)


マルスウイスキー 竹平光輝(たけひらこうき)氏

さらなる飛躍に向けて

シングルモルトのブランド「駒ケ岳」は1年に1~2度ほど限定販売されますが、毎回予約完売の人気が続いています。

 

マルス信州蒸留所所長である竹平氏は、本坊酒造子会社の南信州ビール株式会社の取締役であり、20年以上に渡ってクラフトビール作りや、ワイン、梅酒、焼酎など他分野の製造に携わってきました。そして、伝統を受け継ぎマルスウイスキー蒸留の指揮を執ることを本坊家より命じられました。

 

竹平氏はいつも冗談を放ち、笑顔を絶やさないキャラクターですが、作りには一切の妥協を許しません。また、若いスタッフに思い切って権限を与え、自ら考えさせ、失敗を糧に大きく前進させるその手腕は見事と言えます。その一番弟子である草野辰郎(くさのたつろう)氏は、何と28歳の若さで、新しく出来た津貫蒸留所の蒸留責任者に抜擢されました。

 

全く気候風土の異なる信州宮田村(駒ヶ岳の麓)と南さつま市津貫の2つの蒸留所を稼働させ、さらには焼酎製造をしている屋久島にもウイスキー貯蔵庫を構えました。また、総合酒類メーカーの強みがいかんなく発揮され始めています。ウイスキーの熟成に必要な樽のバリエーションの多くを自前で調達できるのです。南信州ビールの熟成樽、梅酒の樽、芋焼酎の樽、そして山梨ワイナリーに加えて2017年11月には新たに甲府ワイナーも新設されました。こうして

多種多様の風味を備えた原酒を作り出す体制が整いました。縦横無尽な原酒のヴァッティングも期待大です。



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イチローズモルト(秩父蒸留所)

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