ジャパニーズウイスキーへの思い

今や世界中でウイスキーが生産されています。その中でも、近年ジャパニーズウイスキーの評価が高まっています。ではなぜ世界の人々は、日本のウイスキーに惹かれるのでしょうか?それは多くの場合、脳を覚醒させる刺激的な香りや口に広がるまろやかな味わい、さらに長く喉を彷徨う余韻を飲み手がより強く感じているからではないでしょうか。また、我々日本人には計り知れないエキゾチック感にもワクワクされているようです。欧米では、ジャパニーズウイスキーに関する分厚い書籍が続々と出版されています。COOL JAPANを牽引する重要なカテゴリーにもなりつつあります。

 

各蒸留所にはその風土(テロワール)から授かったエッセンスが凝縮されています。四季豊かな日本の気候は、ウイスキー作りに大きな影響を与えます。特徴的なのは、他国よりも際立った寒暖差による劇的な熟成感です。狭い国土にもかかわらず、九州、関東、北海道などで顕著な気候の違いがあります。同時にそれぞれの地域でジェットコースターさながらの寒暖差があるのです。それがウイスキーの熟成に多大なる影響を与えてくれるのです。一時期はNAS(年数非表示)ウイスキーに対する落胆が広がりましたが、ジャパニーズウイスキーは若くてもなめらかで、かつ非常に複雑な風味を感じ取るとこができます。それが世界中の愛好家達に大きな満足を与えています。

 

また、徹底的な品質管理や、伝統を踏襲しつつも、常に試行錯誤を重ねていく不易流行の精神が我が国には息づいています。まさにジャパニーズウイスキーは日本の職人が表現するウイスキーアートの進化系であると言えそうです。そんな至極の飲み物を一人でも多くの方々に伝えていきたいと考えています。

 

オーナー店主 井上祐伺(いのうえゆうじ)

オーナー店主 井上祐伺(いのうえゆうじ)


ジャパニーズウィスキーの定義

ジャパニーズウィスキーの定義・取り扱い基準

現在わが国において、法律上(酒税法上)のジャパニーズウイスキーの定義は存在しません。また、酒税法上のウイスキーの定義もたいへん大雑把で、欧米に見られるような原料、製造方法等による細かな規定(レギュレーション)も存在しません。

 

当店では、『ジャパニーズクラフトウイスキー』というジャンル名を店名に付記しておりますので、下記の通り「ポリシーとしての取扱い商品基準」を設けさせていただきました。


当店での取り扱い基準(2019年5月時点での考え)

  • 「酒税法上のウイスキーの定義(発芽させた穀類、水を原料として糖化させて発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの)を満たし、国内自家蒸溜100%の原酒を、国内貯蔵庫にてオーク樽で熟成させたもの」をジャパニーズウイスキーと呼ぶことにする。
  • 輸入ウイスキー原酒(バルクウイスキー)を国内で瓶詰めしたものは、ジャパニーズウイスキーとみなさない。
  • 輸入ウイスキー原酒及び国産ウイスキー原酒をブレンドした製品はジャパニーズウイスキーとみなさない。
  • 中味の出自を敢えて明らかにせず、ジャパニーズウイスキーの如く装い消費者の誤認を誘うメーカーの製品は扱わない。
  • 日本の酒税法には抵触しないが、原酒混和率10%等のいわゆる「地ウイスキー」は取り扱わない。
  • 大手メーカーが所有する大規模蒸溜所ではなく、小規模(特に基準は無し)の蒸溜所を便宜上クラフトディスティラリーと呼ぶこととする。但し、大手蒸溜所であっても、少量生産のロットは、場合により店頭にて販売する。
  • 2020年には日本洋酒酒造組合にてジャパニーズウイスキーの業界内基準が策定される見込みです。それ以降は、新基準に照らし合わせ上記の基準を見直します。

豊かな人生の伴侶として 極上のウイスキーを傍らに

2001年、私が初めてスペイサイドを訪れた際、蒸溜所を廻ってはスチルマンに訊ねました。「どうしてここのポットスチルはこのシェイプにしたのですか?」するとある蒸溜所の男性はこう言いました。「そんなこと知らないさ。私が生まれるずうっと昔っからこうなんだから。日本人はいつもそういう質問をしてくるけどさ(笑)。」

ジャパニーズウイスキーの品質や多様性が短期間で著しく向上したのは、好奇心旺盛な国内外の愛好家がいたからこそです。しかし、ともすると車のメカニックにこだわるように、ウイスキーに関してもテクニカルな事柄を追い求めたり、知識量を競う事が目的化し、本来のウイスキーの嗜みを見失ってしまうことがあります。極上のウイスキーは、一日の疲れを癒やし、明日への活力を養う薬にもなります。また、ハレの日を記憶に刻む儀式の酒ともなります。さらに、大切な友人との時間やビジネスの円滑化にも大きな力を発揮する事があります。それほどまでに人の脳を覚醒させ、心を潤すものだと信じております。

当店では、出来る限り新着情報や蒸溜所のバックグラウンドをお伝えして参ります。そして数量限定品をメーカー希望小売価格で販売致します。それはただ稀少性が高いから良いというものではなく、本当にクオリティの高いものを、メーカーさんに成り代わって、1本ずつ手渡ししたいからです。人生がより豊かなものになる伴侶として、皆様のお側に、お気に入りのウイスキーを携えてみてはいかがでしょうか。

 

また、ウイスキーのことはよく知らないけど飲んでみたい、だけどなんかすごく難しそうというビギナーの方も、とりあえず何の先入観も持たず、自分が美味しいと感じるボトルを選び、風味をじっくりと楽しんで頂けたらと願っております。その後、知識や経験を積み重ねることで、より深くウイスキーを味わえるようになると想うのです。ウイスキー検定と言った体系的に情報を得られる教育機関を利用するのも良いでしょう。ジャパニースウイスキー級なる資格試験もあります。知識習得を楽しみながら、ウイスキーライフを満喫して下さい。ようこそ、ジャパニーズウイスキーの世界へ。


ジャパニーズウイスキー取り扱いアイテム
ジャパニーズウイスキーの試飲(テイスティング)


当店にお越しに際は、事前にご予約・お問合せいただくことをおすすめします。

下記電話番号もしくはお問合せフォームよりご連絡ください。

 

TEL/058-252-1371(9:00~16:00)、058-252-5410(16:00~20:00)

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